2011年5月28日土曜日

20110528_沢初め

藤の花が咲く頃、岩魚釣りも適期を迎えるとか

土曜14:00から実家で用事があるので
半日だけ余裕あり

某ダムの上流部に岩魚でもいないか
確認ついでに源頭部まで詰めあがってみます





日本海側は夕方までは天気がもちそう
入渓地点の広場には山菜採りの車か3台が先着
沢支度をして7:20出発です







 まずは橋の袂から入渓
水量はちょっと少ないか?

前日までの雨の影響の濁りは特になし

にしても土砂の流入が結構ありそうで
魚は厳しそうな雰囲気



途中、山仕事用でしょうか鉄製の橋が
2箇所ほど架かってました








ちょっとした溜まりはあるけど魚影は皆無
2回ほど試しに竿を出してみるけど
この沢には居なさそうです

ちゃっちゃっと沢登りに切り替えて、源頭探索にmode-shift





地形図を見ても滝地形はなく
出てきても3~4m程度の落差のみ

途中、標高で200mに満たない沢なのに
まだ雪渓が残ってました






雪の消えた後に咲く花とくれば
シラネアオイに
ショウジョウバカマ

今シーズンお初です





水の流れが細くなり、
狭く藪藪になってきたので
沢沿いを藪漕ぎしながら高度を上げていきます

途中に立派なタラの木がありました。
周りには見慣れた幼木
去年、奥裾花自然園で見たハリギリも巨木だったし
人が芽を採らなきゃ結構デカクなるもんですね



水の染み出し部分も確認したので、あとは稜線まで上がって
登山道を降って帰るだけ。帰りはどこぞの温泉にでも浸かって帰ろうかな

なんて事を考えてましたが、手入れの入っていない登山道を甘く見てました。。。

稜線に出ても登山道が見つけられず、テープがないか探してウロウロ
たかだか400mの山なので、藪漕ぎで下山するしか無いと登山道捜索は断念
地形図と周囲を見渡しながら進む方向を決めて藪漕ぎ開始
GPSもあるし居場所を見失うことは無いしね




途中の尾根っぽい所では
登山道跡も確認できますが
すぐに藪に埋没

そんなに苦労はせずに、
本日の最高点412.5mの三角点に到着



問題はここから。
下山は方角間違えると痛い目みるので慎重に降りないと
藪で視界が効かないので、コンパスで方角を(ナントナク)合わせて下るも
GPSで確認するとちょっと逸れてるので、軌道修正して尾根道へ復帰

途中に人工物の看板。自衛隊の射撃場がありましたか
(この時は泣かされる事になるとは思ってませんでした)



テキトーに藪漕ぎしながら高度を落として
田んぼ跡の到着

ようやく人里に下りてきました。
出た所には廃屋が2軒
奥の神社には車が停まってたので
神主さんが上がってきてるのかな



集落を抜けて地形図にある道路を歩いて駐車地点に戻ろうとしたら。。。
自衛隊の接収でフェンス閉ざされてました。通行禁止! ガ~ン
(写真は射撃場の正門前から)
もう一回沢装備に切り換えて、沢を下れば入渓地点に戻れるものの
初見の沢を降るのは精神衛生上宜しくないので、歩いて降ります

少し下に地形図では回り込めそうな登山道があるので
回ってみたものの、やはり藪の中に消えてました


しょうがないので道路をそのまま辿って降ります
下山ルートが山ひとつ隔てた場所になってしまった。。。

途中の切り開きで携帯が通じたので、タクシーを呼んだものの
集落名を言っても理解されず、結局1.5h歩いて
高速下まで降りちゃいました
ようやくやってきたタクシーで駐車地点に戻りました
実家着は14:45、用事には遅れてしまいました。。。

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