2015年4月25日土曜日

4/25~26_鳥海山(中島台より)


今年は雪融けが異様に早い印象。。。
月山から見た鳥海山も黒々していて
これはGW後半戦まで持たないかも?

普通の土日ですが、まきchin隊と長駆
鳥海山に偵察に行ってきました。

※動画upはGW明けかな。。。




4/24(金)からブルーラインが開通するので、吹浦・鉾立コースは大変な賑わいになるでしょう
土日とも天気は良さそうなので、アガリコ大王まで担ぎ情報の中島台から
テント担いでマッタリと楽しみますかね

初日はテン場までの歩きだけなので、ゆっくり道の駅鳥海に8時集合
まきchin隊は出発が遅れ、2時間も寝てないみたい
すみません、寒河江SAでガッツリ5時間寝てました
準備完了まで、今晩のオカズ収穫に勤しみます


中島台は、通常レクリエーションの森から往復ですが、
少しでも高度稼ごうとスケベ心を出したのが。。。

まずは東北電力の取水口まで林道をあがって駐車します



鳥越川沿の登山道を進みます
杉林の中なので、ギリギリ雪が繋がってます

登山道は途中の沢を何本か横切る形になっていて、橋が掛かっているのを期待してたんですが。。。



スノーブリッジがあるトコは問題ないけど、ガッツリ流れてるトコは、思いっきり渡渉です
岩の上を踏みながらソロリと渡渉
まきchin隊は少し上流から渡渉チャレンジ
対岸の足場の雪が崩れて、まきchin水没の危機



赤川と鳥越川の間の台地に上がりたいんだけど
ガッツリ流れてるわ、斜面の雪は途切れ途切れだわ
荷物はテント装備+宴会用具で満載だわで
相当に時間ロスりました。。。




稲倉岳稜線からの土砂崩れ後を突破して
ようやく沢が埋って、台地に登りあがりました






台地の上はブナ林が広がる平和なトコでした

赤川と鳥越川の狭隘部直下で一休み





更にブナ林を進むと鳥海山も見えてきて
テンション↑↑

日帰り往復のジモティ?父ちゃんが滑ってきたんで
情報入手、新山までクトーで巻きあがったそうです

ブナ林を越えた先はドッカ~ン!と視界が広がります




あとは眺めの良いテン場を探すこと暫し
風はあるけど、割箸で埋設固定すればナントカ

さぁ展望良好な本日のお宿の完成です





まずはテーブル作って、ビールで開宴♪ ツマミは渇きモノ+練りモノでスタート

朝採りのタラの芽も、蒸焼にして塩胡椒
春の味わいですよね~ 



赤+白ワイン明けたら
稲倉岳の影になったんで、テント内で鍋開始
鶏キャベツ白湯鍋を赤ワインでつつき
ワイワイやりながら就寝です



夜中1時頃に全員目覚め、満点の星空
2度寝で睡眠不足も解消ですな

5時過ぎには明るくなって、起きあがると
昨日よりも風が強くてテントが押されます
朝食にラーメン食べて、日帰り装備を詰めたら
7時にテン場出発。帰ってくるまで陽射しで融けて
割箸ペグが抜けて、風で飛んでいきませんように。。。




風が強いんで、今日は上着を着ての登髙になります

たっちゃんの記録を参考に引いてきたルートを辿ります






途中に熊の足跡。。。
結構なサイズですよ
こんな上に居るとは思わず、熊鈴はテントの中です
藪には近づかない様にしなくちゃね




ブルーラインの開門が8時なので、夕方のうちに入山した人達が、6時出発で9時頃には七五三掛に現れるかな
七五三掛からのトラバースは既に尾根が二か所雪切れ
雪庇の無い手前からのアプローチが良いでしょうね



七五三掛に登場した人影も覗きこむけど、皆さん稜線伝いに登って、降りてくる人は無し

まったりと千蛇谷を進みます
去年のGWと比較しても、物凄く雪が少ない。去年は左斜面をトラバースしてる人も居たしね



喉の部分も狭いし、右手からの落石も目立つんで
まきchinと私は早々に荷を下ろしてビールで乾杯
ごろちゃんは偵察を兼ねて、夏道沿いに登髙続行

マッタリごろちゃんの帰りを待ってましたが、
喉の先が凄く良いスロープが広がってるから行かなきゃ
と発破かけられて、ほろ酔い気分で歩き再開



山頂には行かずに、荒神ケ岳目指して登ります
鞍部から北面の絶景を覗きに行きます
雪が繋がってたらココから滑り出すんでしょうけどね~

新山から北斜面滑って、北面の尾根を乗っ越して
祓川へ戻るルートも藪漕ぎが大変そうですね




周囲の外輪山:文殊・拝伏・行者の上にも人影あり

七高山から板担いで移動する人影もありましたね
眼下には千蛇谷を登ってくる後続者の影も





荒神ケ岳には『忍耐』と刻まれた石碑が。。。
(写真は忍耐というよりも「反省」かな)
では、そろそろ滑走に移りましょうかね




上部は少しクラックもあるけど良い雪でした

千蛇谷の下部は雨溝。。。
逆エッジでフッ飛びました





七五三掛から下も、
所々雨溝注意報

で、ごろちゃんも逆エッジで
フッ飛び~




なるべく平らそうな斜面探しながら滑り降ります~








テントに戻ると、なぜかここだけ風が強く
雪が融けてアンカー外れて、テントがひしゃげてました
まぁ、風で吹っ飛ばされてなくて良かった




テント撤収の間に、日帰り装備4人組が鳥越川を滑走

狭隘部で追いついてお話したら、祓川~中島台の人達でした




その後も単独者や2人組が追い抜いていき
皆さんのトレースを追いながら中島台を目指します
アガリコ大王からスキー板担いで木道を歩けば良いでしょう

沢筋を外したトレースの先で雪切れ
ここは板を片手に下降して、板を履き直し

どんどん雪が少なくなって穴だらけになった頃
末端に到着~ ここからは板をザックに付けて歩きます


左手に向かいたいので、境界杭のある小さい尾根を辿りながら
下降していくと、右手前方に反射する看板発見
まずは現在地を確認したいので、そちらに向かいます
アガリコ大王か?と思ったら「燭台」の看板でした



ここからは木道を歩いて、車に戻りましょう
出壺とコケ群生地の分岐では、近道どっちかと思案
スマホに案内看板の写真を保存してあったの思いだして
コケ群生地経由で車に戻る事にしました






湧水と鳥海マリモ(丸くなくて、単なるコケの集まり?)
眺めながら、テクテク歩いて無事に下山しました~





鶴泉荘で汗を流したら、酒田市街で肉食。 あとは4時間掛かりながら帰宅しました
普通の土日で往復するには遠いですな。。。

これを考えると毎週大阪から出撃する浪速恋時雨隊って凄いですな

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