2016年8月6日土曜日

8/6~7_大洞川荒沢谷


林道MTB作戦(その2)です

昔は入渓点の荒沢橋まで車で行けた様ですが
近年は土砂崩れの影響にて鮫沢ゲートで通行止
ならばMTBで、アプローチしてみましょうか







お盆前後の沢で気になるのは、虻!
先週は入渓点から蜻蛉の護衛で快適、先々週は虻襲来もあって沢泊中止
さて奥秩父の沢はどうでしょうかね


6:30ゲート前に到着
ゲート脇3台、
手前待避所1台の先客アリ

蜻蛉は飛んでないねぇ。。。
虻が数匹寄ってきます





沢泊装備を背負ってMTBに跨ります、7:00発
ダートではなく、舗装路なので走り易いこと

傾斜もそれほどキツクなく、押し歩き少なし







記録には道一面を土砂が覆う写真もありましたが
そんな箇所はなく、一応は端に寄せられてました

(ゲートを開けられても、道の真ん中に大岩があったりで
 とてもじゃないけど車で進入する気にはなりませんけどね)






大聖沢からは一転くだり傾斜に結構スピードでるね
帰りは楽できると思ったけど
ここまでは押し歩きかな

荒沢橋に到着、7:30
バイクの先客あり




橋の脇から入渓
ちょっとナメっぽくて良い感じです

ざぶざぶ行きますが、
魚影はまったく走らず
先客の影響?
はたまた釣り切られてるから?




釜がそこそこ深そうなので
右岸の釣り師用巻道を使ったり








小滝があったり
プールがあったり
なかなか出だしは楽しいですね








スッキリとした晴れではないけど
ジャブジャブ濡れていきましょう










ほどなく桂谷出合、8:20
アシ谷出合で一本、8:35

この先も登れる滝は登ります
滝名の由来になってる
赤い石もアチコチに





ベンガラの滝に到着、8:55
薄暗いせいか?
岩の赤さは目立ちませんね

ここは右岸の急斜面を上がって巻道に合流





高巻いた先のガレ場から下降

まだ登れる小滝が続きますが








ゴルジュ帯に突入
ちょいと突破は難しそうだし
この先もゴルジュが続くみたい

右岸の巻道へ上がって進みます






が、踏み跡も薄く不明瞭に
そろそろゴルジュも終わり?
というところで懸垂下降

その先も魚影はまるで走らず
樹林帯のBP=菅ノ平に到着
10:40




狼谷出合の先にもBPあるらしいですが
明日は身軽で往復す事にして宿営地決定です

まずはテント設営したら、沢で素麺♪
鬱蒼とした沢なので、夏!って感じではないけど

腹ごしらえが終ったら、井戸淵まで偵察へ



一段目はナンなく上がれるけど
その先は泳がないと突破できないし
取りついても上がれる気配が無さそう

巻き道は、右岸/左岸ともあるみたい
ガイド本には左岸の方が簡単と
地形図見ながら、イメージトレーニング







ちなみに、井戸淵までも魚影なし
蛋白質は持参ウィンナー
+野菜焼です

湿った薪中心で、
盛大には燃え上がりませんが
焚火宴会に突入
チビチビやりつつ20時就寝です




二日目は工程も長めでしょうから
軽く朝食すませたら6時出発です

井戸淵の巻きは偵察通り
左岸手前の小沢から






斜面の踏み跡を追いかけると
あっさり狼谷を見下ろす鞍部に

ここから懸垂するには
30mロープでは足りないかな
トラバースする踏み跡を追って
沢床へ下降します




帰りの目印、コンビニ袋に
石を入れて積んでおきます

狼谷を少し下降して出合へ
荒沢谷を遡上開始、6:55
ここでようやく魚影を確認! 
とはいえ今回確認できたのは
2尾のみ。。。



左への屈曲点
菅ノ平っぽいBP適地、7:40
焚火の跡はなかったですね

その先は平々凡々
時折小滝登場という感じ





今日は体が重い感じでペースが一向に上がらず
大雲沢と北雲沢の出合に到着、8:10

当初は大雲沢継続のつもりでしたが
時間短縮できそうな北雲沢へ転進します
枝沢が入り組んで難しいそうですが、
GPSで位置確認しながら進めばナントカなるでしょ




①間違えちゃいけないのは1箇所と予想
②あとは1775m西の鞍部目指せば良いでしょう

地形図からは、右沢を回避すれば①クリア
と思ったらハズレ。GPSのトラックが左へズレてる
踏み跡を追って右沢へ移動します
(同じ間違いをする人がいるって事ね)

②も気付かぬうちに急斜面脇の左沢に吸い寄せられてた


ここは間の尾根も緩やかなので
右沢に戻らず、尾根上を進みます

膝丈の笹薮を漕いで前進前進
踏み跡が見辛いけど
背丈の低い笹につき無問題




ようやく登山道に到着、10:00
かな~りバテバテ。。。
下り基調なので、狼平へそのまま向かいますが、途中で休憩

狼平は湿原跡っぽい感じですね





胸丈の笹を掻き分けて進みます
10:50

獣道が横に伸びてますが
構わず下降していくと
沢型に出ました





後、左手から流れのある本流血と合流
たいした滝のない下降に向いた沢との事です
たしかにクライムダウンが必要な小滝は僅かでした

下降し始めて、2時間くらい
ふと左岸に見覚えのある鞍部が
あら目印のビニール袋が目に入りませんでしたよ、12:30




テン場到着、13:15
お腹も空いたので、沢で素麺その2

ゆっくり休んで、テント畳んだら
さて帰りましょうかね、13:55





かな~りバテバテにつき
釣り師の巻き道で下山します

とはいえ急斜面の薄い踏み跡
ゴルジュ帯を抜けたら
沢絡みで下りていきます

(間違えてベンガラ滝の上に
 下りちゃって登り返したり)



ようやく荒沢橋に帰着、15:10

林道をMTBで走ってると
先に雌鹿が登場

ゆっくりと山の斜面に登ってきました




車に到着、15:45


車を走らせると
今度は子連れの鹿登場
母鹿はすぐに斜面を上がったけど
子鹿は道路を突っ走ります
ちゃんと親の元に戻れたかね






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